まよなかブログ

フルタイム共働き子育て世帯の夫のブログ

叱る時は怒っている「ふり」を心掛けたい

子供のしつけは悩みます。

 

なるべく子供のことを制限せずに自由にやらせてあげたい、そのための環境作りは親が頑張るというスタンスでやって来ているのですが、長男も2歳になり色んなことができるようになってくると、そうは言ってられない場面も増えて来ました。

例えば、ご飯をわざと床に捨てる、お皿同士をぶつける、両親を叩く、おもちゃを床に強く投げつける、椅子の上に立つ、など。

叩く行為はお友達に危害を与えるのが嫌なので叱りますし、ご飯を散らかされるのは感情的に嫌なので叱ってしまいます。。

 

やはり、子供が気の済むまで好きにやらせてあげたい、マナー等は言葉が理解できるようになる3歳くらいから伝えていけば良い、というのを現実に実行するのはほぼ不可能ですね笑

 

===

 

さて、私は叱る時には怒っている「ふり」で済ませる、ことを心掛けています。

「自分は本当はそこまで怒っていないんだけど、しつけが必要なので怒っているふりをして叱っているんだ」

と自分の中で自分の振る舞いを客観視するようにしています。

 

叱る場面というのはこちらの感情も昂っているタイミングなので、気をつけないと怒りという感情を直接ぶつけがちです。

感情をそのままぶつけてるという行為は、必要以上に子供に精神的な負荷を与えるかもしれませんし、本来叱って伝えたかったことが伝わらずに、ただただ恐怖の感情が芽生えてしまうだけになるかもしれません。

そうすると子供は怖い思いをするだけでこちらの言いたいことは伝わっていないという、親にとっても子供にとっても不幸な状態になってしまいますね。

 

===

 

叱るという行為は難しいです。

子供に「これはするべきではない」ということを伝えたい時に、自分が怒っている様子を子供に見せることで、子供は「これはしてはいけないんだな」と理解してくれます。

子供が「これはダメなんだ」と気づくレベルの怒りで十分なはずなのに、過剰に怒りを見せてしまったり。

 

怒りという感情は本当に制御が難しい。

感情に支配されないようにするために、一歩引いて冷静に自分の振る舞いを見つめる視点を持てるといいのかな、と思っています。

 

その一歩引くという行為として、自分は叱る演技をしている、と考えると効果的なのかな、と自分の経験から思います。

 

あくまで自分は子供を躾けるという台本に従って叱っているだけなんだよ、と心のどこかで思っておくことで、怒りのエスカレートに歯止めをかけやすいかな、と思います。

 

子供には立派に育ってほしいという子供のことを第一に考えた末のしつけでも、子供がどう受け止めるかを考えない振る舞いはマイナスです。

子供にこちらの意図が正しく伝えられるように、親として叱るというスキルをレベルアップさせていきたいですね。