まよなかブログ

フルタイム共働き子育て世帯の夫のブログ

子供は風邪の子

去年の4月から子供が保育園に通い始めているんだけど、これが本当によく風邪を引く。

初めの頃は高熱が出ると不安で、熱が下がるわけでもないのにすぐ病院に行ってしまう状態だったけど、最近はだいぶパターンも分かってきて、ああ、これは明日から高熱出るな、4日は下がらないな、夜辛くて寝れないから解熱剤用意しとこう、と手際がよくなり自分の成長を実感。

うちの子はそんな親の態度を見てか、なら新しいことにチャレンジさせてやろう、とばかりに今までかかったことのないお腹の風邪を年末の忙しい時に引いてみたりと、適度にストレッチした試練を与えてくる。面倒見のいい上司か!って感じ。

 

子供が風邪をひいたときに何が困るって、やっぱり仕事をどうするか。うちは共働き夫婦なので、お互いのスケジュールを突きつけ合いながら、この時間は譲れない!みたいな真剣勝負を開始。それで、納得したような、諦めたような形で子供の世話の計画を作っていく。会社の会議を延期させてもらう、欠席して後から情報を共有してもらう、といった類のお願いをする度胸は、本当についたと思う。

これがたまにだったらいいんだけど、上に書いたように子供はしょっちゅう風邪をひく。しかも、熱が下がったあと24時間は登園できないので、一回風邪引くと熱出てる4日+熱下がってから1日で1週間くらい休む羽目に。ひどい時は一ヶ月の半分以上休んでいたり。これでは仕事できないよー!と我が家には悲鳴が飛び交う羽目に。

 

似たような課題は、子持ち共働き夫婦は必ず抱えているはず。すると、やはり世の中にはニーズを満たすサービスが存在するわけです。

それが病児保育。

病児保育は、その名の通り、熱がある、咳が出ている、など何かしらの理由で保育園に通えない子供を預かってくれるサービスで、(医師の診断や感染症の種類によっては受け入れてもらえないんだけど)ほとんどの場合一般的な風邪なので、基本預かってもらえる。本当に助かるサービスで、うちはこのサービスを知ったのが保育園通い出してから半年後だったので、もっと早く知っておけばよかった!と心底思った。

 

ただ、やっぱり問題はあって、うちの施設の場合は受け入れ人数が少ないこと。私が利用している施設は最大7名なので、当日朝に発熱して保育園行けない、どうしよう!ってなってから予約しようとしても、すでに満員、みたいな状況になってる。

じゃあ、施設ではなくて家庭に来て病気の子供を見てもらえないかしら?と考えつくよね。もちろん、そのサービスも世の中には存在している。例えば、認定NPO法人フローレンスとか。私は利用したことないけど、HPを見ている限り、システムのしっかりしており、子供を安心して預けることのできるサービスだと感じる。働いている親には本当にありがたいサービスだと思う。病児保育に従事してくださっている方には感謝。

でも、そのような便利さの得るためには、やはり値段が高くなります。私がフローレンスを活用していない理由も値段。でも、値段が高いから使えない人がたくさんいるって状況は少しおかしいと思う。仕事よりも子供を優先に、といってもそんなに休んでいたらやっぱり周りの印象もよくないし、自分自身も仕事のやりにくさを感じる。

みんなが活躍できる社会を作ることを目標とするならば、このようなサービスにこそ、補助金を出したらしたらいいのにな、と思う。待機児童問題ももちろん深刻な問題だけど、保育園入ったら終わりでなく、仕事と育児を両立させるために、親たちは日々大きな壁に直面してる。子供の風邪による仕事の中断は、ほとんどすべての親が直面する大きな壁なんだから、病児保育のサービスをみんなが使用したいときに気軽に利用できるようにしてくれたら、目に見えていい結果が出る部分だと思うんだけどね。

風邪引くタイミングなんてわからないんだから、突発であっても活用できる、これが病児保育にとって最も必要な部分だと思うよ。みんなの手が届く病児保育サービスを受けられる社会になりますように。

 

ではでは